2004.01.11 Sunday

魔法使いの診療所

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    儀式が終了した。

    生水を飲んじゃったので、無事というわけではないが。。


    老人が、コカコーラのビンにお手製の特性ドリンクを作っていれてくれた。

    これを朝晩7日間のむこと。何か、藻のようなものが、フワフワ浮いている茶色いドリンク。ダイジョウブなのか?



    その後、スリランカにいる間は、せっかくビッフェででたスペアリブも酒もがまんした。きっと周りの人たちは不思議に思っただろうが…スリランカにいるときだけでもイスラムの教えを守った。

    7日間でた特性ドリンクは4日目くらいからなんだか臭ってしまい飲む気がしなかったのでさすがにやめた。


    不思議なことに、毎朝続いていた腹痛は儀式の次の日からピタッと治まった。

    偏頭痛肩こりは日本にいる今も治らない。ちなみに今、私はピッグも食べるし酒も飲む。

    焼肉に負けて、あっさりと、仏教徒に改宗した。

    だからまたいつかスリランカのあの診療所へ行かなければならない。

    *ちなみに、インドに行ったときもイスラム系のインド人が四角いドゥーワをつけていた。男性は主にスクエア型のものをみにつけて、女性はカプセル型。ドゥーワに入った魔方陣は蝋燭のロウで封印して閉じられていた。


    宗教じょうの理由なのか、医療を受けたがらない昔の人達にとって、呪術師(シャーマン)はお医者さんも同然。


    老人の身なりから、おそらく、ボランティアのような価格で魔法を使って診察し、モスクの隣で神に仕えている老人。


    宗教も、人種も関係なく、訪れた人達を診療する。

    そこは、不思議な、魔法を使う老人の診療所。

    地球のどこかで、こんな不思議な診療所がきっとまだたくさんあるのだろう。


    不思議な診療所 (終)


    読んでくれてありがとうございます。
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    2004.01.11 Sunday

    儀式 聖水

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      「やられた!」


      生卵まみれになった私の顔面を想像しかけた瞬間、

      老人はそれを割らずに、頭上から足先までそれでなぞった。


      そして足元へちょこんと置いた。

      「これをまたぎなさい。」

      言われるとおりにまたぐと、それをもって老人は外へ行った。

      しばらくして

      「バシャッ」と卵の割れる音。

      通訳が「これであなたの悪いものなくなった。」という。

      老人が聖水の入ったコップをもってくる。

      「まさか、この生水飲むの?」


      井戸っぽい物が見えるがそこの水だろうか?

      生水はダメって、「地球の歩き方ガイドブック」に書いてあったような気がする。

      老人は、そこに儀式に使った聖なる灰をまぜる。

      それを手でぬらし、私の額に振り掛ける。

      最後に長い長い呪文が続き、そのコップを手渡される。

      「やっぱし?飲まなきゃダメ?」

      ココロの中で葛藤が続く。


      呪術を信じるか、ガイドブックの助言を信じるか。。。

      そこで、思う。


      「もう、すでにおなかは壊している。」

      中身はもちろん聖なる灰入りウォーターだ。

      通訳に、「飲まなきゃだめ?」と目で訴えるが、深くうなずかれ覚悟を決める。


      「グビグビグビ」

      私は、女の意地をかけて、生水の聖水を飲み干した。

      最後に、儀式で使った線香と私の髪の毛、それと老人が書いてくれた呪文とマントラ(魔方陣)の書いてある銅版をクルクルとまるめ3センチほどの筒状のペンダントに入れてくれる。

      「あまり人目についてはいけないからと腰に巻きつけて。」

      いくつもの結び目をつくり呪文をとなえては息を吹きかけ封印していく。 呪術師ドクター。


      ハラハラの儀式は終了した。


      続く。。。。

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      2004.01.11 Sunday

      儀式

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        2時間後、診療所に戻ってくるとテーブルのうえにお供え物が準備してあった。

        大きな銀製のお皿の上にお香の立ててあるココナッツ。

        そのまわりに、何に使われるのか、20個くらいのライム。

        聖なる水?花、南国のフルーツ達…。

        儀式の準備が整った。



        私を部屋の中央のいすに座らせる。

        老人が私の額に手をあてなにやら、ながいこと呪文を唱え始めた。

        反対側の手には数珠みたいなのを持っている。



        そして、驚いたことが起こった。

        と、いうか危ない!


        老人、なんと火のついたココナツを私の顔の正面に持ってくると後頭部に向けてにグルグルとまわしはじめたではないか。。。!

        (ああ、アッラーの神様、どうか顔が燃えませんように…。)

        そんなことを考えて耐えていると、次に老人はナイフをとりだしてきた。

        「はっ?!」

        それをわたしの頭上に掲げると私の頭をザクッっと切った!



        。。。。と思った。

        …が、私の頭は、まな板になっていた。

        頭上でなにかをスパッと切った感じがする。


        お供え物に沢山あった…ライムだった。


        ホッ。…と、はしなかった。
        頭の上でライムを切られるなんて経験ないものだから、怖い。

        それを何度も何度も繰り返す。

        そのときも

        「どうか、まちがって私の頭をスパッといきませんように」と、願う。


        次に呪術師の老人、卵をとりだしてきた。

        「卵?」


        もしやまた頭の上で…?とハラハラする私。

        頭の上に卵が掲げられた。



        続く。。。




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        2004.01.11 Sunday

        サイキックな診療開始!

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          鏡に向かったドクターは言う。

          「あなたは、左手が悪い。」

          通訳が左肩のから腕に向かってさすって見せた。「しびれたりしないか?」と聞かれる。

          そんなこと肩こりや頭痛とくらべたら気にしたことなかったのでそのときはNOと答えてしまった。が日本に帰ってきた今、その意味がわかった。


          たしかにしびれる。右側は普通だが左手はよくしびれることがある。
          今まで気づかずに無意識に肩をグルグル回してすごしていた。



          「後ほかに気になるところはあるか?」と聞かれ、肩こりと偏頭痛について通訳が説明してくれた。

          その他にも問診は続く。

          通訳が、急に真剣な顔つきをして、通訳して私に確認した。

          「そうなのか?」

          プライバシー上これ以上のことはかけないが、過去のこと、病気をズバリとあてられ、鏡の向こうの存在にすっかり見抜かれてる私。

          まじで、それにはゾッとした。

          心のどこかで、いかさま呪術師がいっぱいいるということも知っていたから。



          おそらく、こういった問診のあと、地元の患者はドクターの呪文や儀式

          で治ってしまうのであろう。


          でも、私の場合は魔法のアイテム・ドゥーワを作りに来たのだから1時間などでは終わらない。


          待ちきれなくなった御婦人たちが私の様子を覗きにくる。






          ドクターはドゥーワを作る儀式に必要なお供え物の買出しに弟子を向わせると、さきに他の患者達を終わらせてしまおうと2時間後にまた来るように言った。



          つづく。。。







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          2004.01.11 Sunday

          スリランカの不思議な診療所3

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            診療所の小屋のような待合室に入る。

            待合室にはすでに5.6人のご婦人たちが椅子に腰掛けていた。

            手には手のひらくらいの葉っぱを数枚持っている。

            私も整理番号札を渡すと変わりに4.5枚の葉っぱを渡されご婦人達と一緒にいすに腰掛けて自分の順番を待った。

            待合室にお香が炊かれた。

            そしてようやく呪術師であるドクター登場。


            サイババみたいな人だったらどうしようかと思ったが、よごれたドーティー布を腰にまき、小ぎれいとはほど遠い感じのご老人が現れた。




            なぜか私は、自転車おじさんのコネがあり1番で診察室にに案内された。

            老人のシャーマンドクターはシンハラ語とアラビア語を使うので、自転車おじさんが英語に通訳してくれる。

            部屋に中は一見古びた診療所みたいな所に見えたが、医療器具がまったくなかった。

            そのかわりに、机に上には木でできた枠の鏡があった。

            その前にロウソクやらお香やら、なんだがごちゃごちゃとお供えされて置かれている。

            ドクターは、その鏡越しに、神と対話することができるらしい。

            そのほかにも私の興味をひく様な不思議なグッツがいくつか飾ってある。




            いよいよ診察が始まった。老人は鏡に向かい神となにやら会話する。

            それを通訳を通じて私に質問してくる。最初は名前や年齢、宗教などの簡単な質問。そのあとに「ピッグはたべるか?」とドクター。

            「ええまあ。」と応えると

            「今日から7日間は酒を飲まないこと。今後、豚を食べることをやめなさい。そうしないと病気、また来ます。」

            鏡の向こうの神様はアラーの神なのか?そんなことをおもい

            ながら質問した。

            「もし、食べてしまったら?」日本で豚を食べないで生活することはきわめて難しい。

            チキン味のスナック菓子だって豚の成分が入っている。

            通訳がドクターに聞く前に答えた。

            「あなたは、またここに来て治療を受けなければならない。」

            いまさら、「やっぱりやめます。」とも言えず

            「もし、ピッグ食べちゃったらまたきます。」と答えた。

            一時的に私は、イスラム教に改宗した。


            つづく。。。。


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            2004.01.11 Sunday

            不思議な診療所その2

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              不思議な診療所の開く時間がまだなので奥の民家でもてなされる。

              どうやら、かれの親戚らしい。2番目だか、3番目だか彼の兄弟のファミリーの…と非常に熱心に説明され一人ずつ紹介を受ける。

              それが終わると今度は茶の間であれを食べなさいこれを食べなさいと、たくさんの茶菓子がならぶ。

              日本人なんかが、くるのが珍しかったらしく、とっておきの、冷えたコカコーラなんかまでだしてくれた。




              わたしが、食べたり飲んだりするまでみんなでジッと変わった日本人を見ている。

              どうも気が散るので子供たちに一緒に食べようと勧めるのだが、こちらでは身分とかしきたりとかいろいろあり客と一緒に食卓を囲むことは許されないらしい。

              このあと、自転車おじさんの親戚シリーズ、3軒くらいの家庭につれてまわされたが、どこでもこうやってもてなされた。

              わたしは、ドクターを待つまで時間までここの家で過ごすことになった。

              子供たちはわたしの手をひいては家中案内したり

              「私の部屋をみて。」といっては、これあげる。と大事そうな宝物を私

              にくれたり、髪飾りをつけてくれたりした。

              彼らの家は当然イスラム教であり、壁には不思議な図形(魔方陣)が大切にかかげてある。

              子供たちの手首や胸元にもやはりドゥーワ。

              ペンダントトップのない結び目だけのブレスレットバージョンもある。


              わたしは珍しそうに首元に掛かっている銀製のドゥーワを見つめる。

              子供たちはというと、わたしが、ニャッと笑うときに見える、左ヤエバの銀歯に興味深々。

              お互いの銀をジーッと見詰め合う。

              私の口元を眺めては、「こうやって。」とわたしにむかって「ニヤッ」としてみせる。

              しつこいほどせがむもんだから

              ニヤッとしてみせると大喜びの大笑い。

              褒められた気はしないが銀歯のおかげで子供たちのハートをつかむことがで
              きた。

              そのうち、これ聞いて!とカセットをながしはじめる。

              ながれてきたのはコーラン。

              「あ!これじゃないまちがえた。」

              その次にダンスミュージックがながれる。

              長女の女の子が踊ろう踊ろうと誘ってくるがおどれない。

              私は人生の中に踊りという文化を取り入れてこなかった民族。

              そのことを少し後悔する。…がここは外国。 

              せっかくだから、こどもたちのまねをして銀歯むきだし日本人代表の私は、おどってみせる。

              そんなことをしてるうちに不思議な呪術師と共にドゥーワ診療所は開店した。

              つづく。。。。




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              2004.01.11 Sunday

              謎の札 受診番号を手に入れる。

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                もうあきらめようかと思ったそのとき、

                後方より、食パンの買出しに行ってきたと思われるおじさんが自転車に乗り通り過ぎていった。

                おじさんの後姿におもわず声をかける。

                「モスクしっていますか?」


                おじさんはなんと、こう答えた。

                「ああ、知ってるよ。もう少し先だよ。」

                続けて第二の質問

                「ドゥーワ知ってますか?」

                「?」

                私は、なんども「ドゥーワ」と発音し、ジェスチャーでペンダントを表現し続けた。すると伝わったらしく

                「あ〜!ドゥーワね。ドクター、知ってるよ。連絡取って上げる。」

                そういって彼は何者なのか、いったん家に帰りドクターに電話してくれた。

                そのあと、そのおじさんと少しばかりトゥクトゥクに乗った。

                巨大なイスラム寺院が見えてくる。
                もちろん、イスラム教徒以外は中に入れない。

                そして、モスクの隣には小さな診療所らしきものがあった。

                鍵が掛かっている。

                その奥にはここの診療所を管理してると思われる民家がある。

                子供たちが庭ではしゃぎ回る。

                「ハイ、これ。」

                といって整理番号らしき札を渡される。

                何語かわからないが1番ではないらしい。

                私は、不思議な番号が描かれた札を持たされた。

                つづく。。。。




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                2004.01.11 Sunday

                病気が治るお守り「ドゥーワ」探しの旅 その1

                0
                  インドやスリランカのお守り。主にイスラム系の人がつけている。

                  別名マードリヤー、ジャンタルともいう。病気を治したいとき、その人にあわせた、マントラ(図形)魔方陣みたいな物、や、呪文?らしきものを書き、儀式のあとそれを、銅製のカプセルに中に線香と髪の毛と共に入れて封印。

                  それをお守りとして、常にペンダントのようにして身に着ける。
                  ときには、人目のつかない腰などにくくりける。







                  スリランカに滞在中、わたしは病気が治ると伝わる、不思議なお守りドゥーワというものを探しに旅に出かけることにした。

                  まったくどこにそれがあるとかも知らずに、ただたスリランカの町を歩いては、

                  「ドゥーワを探している。」

                  と町人に声をかける。


                  病気というわけではないが明け方の原因不明の腹痛と時折起こる偏頭痛。

                  もし直るなら。という軽い好奇心と期待を持っていた。

                  街中で、そのドゥーワと呼ばれるカプセル型のお守りを見つけた。

                  ペンダントのようになっていて、中身がからっぽ。

                  ここに、人々が願い事と共に呪術師によって魔術が詰め込まれるのだそうだ。


                  情報によると、寺院の近くに診療所みたいな所がありドクター(呪術師)にそこで処方してもらえるとの事。

                  ビーチの貝殻売りのおじさん情報だ。

                  彼はイスラム系の人であまりにも一緒に連れて行ってやると、しつこく言われたので、なんとなく用心深い私は断って、一人で探すことにした。

                  それでまずは、あてもなく、まずは、町にでて寺院探し。

                  カラフルなヒンドゥー教の寺院で聞いて話を聞いてみるが、そういうドクターはいない。

                  まして、キリスト教の教会にドクターがいるなんて聞いたことない。

                  。。。となると、イスラム寺院のモスク!!

                  きっとそこにドクターはいる!

                  そう思いこんだ私は、色々な人にモスクへの道を聞きながら30分くらい歩いた。

                  まだイスラム寺院のモスクは見えてこない。

                  つづく。。。


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